(仮訳)インド・マハーラーシュトラ州、マハバルシュワー産の3つの新規すす病菌
Bhise, MR., Patil, CR. & Salunkhe, CB., 2014. Three new black mildew fungi from Mahabaleshwar, Maharashtra, International Journal of Life Sciences. Available at: http://files.cluster2.hostgator.co.in/hostgator84521/file/3.bhiseetal.2014_304-310.pdf [Accessed February 1, 2015].
【R3-01521】2015/02/02投稿

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3行まとめ

インド、マハーラーシュトラ州から、モクセイ科植物を宿主とするすす病菌の2新種と1新変種を記載した。
Asteridiella websteri var. oleaeおよびM. dioicaeOlea dioicaを宿主としていた。
Sarcinella ligustriLigustrum perrotettiを宿主としていた。
India, Maharashtra, Mahabaleshwar, Par

(新変種)

Asteridiella websteri var. oleae Bhise & Patil
語源…オリーブ属の
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【よく似た種との区別】
Asteridiella websteri
インドに分布する
Olea dioicaを宿主とする
フィアライドが菌糸体の分かれた枝に生じる
本変種と異なりコロニーが葉の両面に生じるのではなく常に上面に生じる
本変種よりコロニーの直径が小さい
本変種と異なりコロニーが”subdense”ではなく殻皮状
本変種より子嚢殻のサイズが小さい
本変種と異なり子嚢殻の壁が薄い
本変種より子嚢殻の壁の細胞のサイズが小さい
本変種と異なり子嚢殻の壁の細胞が円錐形~乳房形ではなく円錐形
本変種より子嚢胞子のサイズが大きい
本変種と異なり子嚢胞子が隔壁部分で狭窄するのではなく僅かに狭窄する
本変種よりフィアライドが短い
本変種よりフィアライドの幅が広い
本変種と異なり菌糸がほとんどの場合対生状に分枝するのではなく対生または不規則状に分枝する
本変種と菌糸の細胞のサイズの範囲が異なる
Asteridiella americana
モクセイ科植物を宿主とする
本変種と異なりインドではなくフロリダ州に分布する
Asteridiella hispaniolensis
モクセイ科植物を宿主とする
本変種と異なりインドではなくフィリピンに分布する
Asteridiella linocieriae
インドに分布する
モクセイ科植物を宿主とする
India, Maharashtra, Mahabaleshwar, Par

(新種)

Meliola dioicae Bhise & Patil
語源…Olea dioica
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【よく似た種との区別】
Meliola oleicola
オリーブ属植物を宿主とする
本種と異なりインドではなく南アフリカに分布する
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なりフィアライドが付着器に混じって生じるという特徴を欠く
Meliola glanduliferae
インドに分布する
オリーブ属植物を宿主とする
コロニーが葉の両面に生じる
子嚢胞子が倒卵形~円筒形
菌糸がほとんどの場合対生状に分枝する
本種と異なりOlea dioicaではなくO. glanduliferaeを宿主とする
本種よりコロニーの直径が小さい
本種より子嚢殻のサイズが小さい
本種より子嚢胞子が短い
本種よりフィアライドが長い
本種より付着器が短い
本種より菌糸の細胞の幅が狭い
本種より菌糸体の剛毛が短い
Meliola malabarensis
インドに分布する
オリーブ属植物を宿主とする
菌糸がほとんどの場合対生状に分枝する
本種と異なりコロニーが葉の両面ではなく下面に生じる
本種よりコロニーの直径が大きい
本種より子嚢殻のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子が倒卵形~円筒形ではなく倒卵形
本種よりフィアライドが長い
本種より付着器が短い
本種より菌糸の細胞が長い
本種より菌糸の細胞の幅が狭い
本種より菌糸体の剛毛が短い
Meliola oleacearum
インドに分布する
Olea dioicaを宿主とする
本種と異なりコロニーが葉の両面ではなく下面に生じる
本種よりコロニーの直径が大きい
本種より子嚢殻のサイズが小さい
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子が倒卵形~円筒形ではなく倒卵形
本種よりフィアライドが長い
本種よりフィアライドの幅が狭い
本種より付着器が短い
本種と異なり菌糸がほとんどの場合対生状に分枝するのではなく不規則に分枝する
本種より菌糸の細胞が長い
本種より菌糸の細胞の幅が狭い
本種より菌糸体の剛毛が短い
India, Maharashtra, Old Mahabaleshwar

(新種)

Sarcinella ligustri Bhise & Patil
語源…イボタノキ属の
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【よく似た種との区別】
Schiffnerula pulchra
イボタノキ属植物を宿主とする
本種と異なりコロニーが葉の両面ではなく上面に生じる
本種とSarcinella型分生子のサイズの範囲が異なる
本種と異なりSarcinella型分生子の隔壁数が4(-6)ではなく2-5
本種と異なりQuestieriella型分生子を欠く
本種と異なり付着器が球形~半球形ではなく基部が幅広い球形
本種と異なり菌糸が直線状~やや直線状ではなく直線状~屈曲する
本種より菌糸の細胞が短い